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第7回日本空手連盟主催 型選手権大会 試合結果

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挨拶文

 この度、第7回型選手権大会を開催できたのも、日ごろからご支援ご協力を頂いている皆様方のおかげであります。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
今大会の開催日である3月11日は東日本大震災が発生した日であります。あれから7年が経ちましたが、この大震災を風化させないためにも一人一人が胸に刻んでいかなければならないことと改めて感じます。会場にいる全員で犠牲者の方々に黙祷を捧げ、ご冥福を心よりお祈り致しました。

今大会に関しまして、今回も選手の技量は益々上がり、日ごろの稽古の成果を発揮できたのではないかと思います。
型試合の特徴は、試合という緊張感、優劣を競う勝負をあじわえることは勿論ですが、組手試合と違うのは相手とのコンタクト、接触がありません。
組手試合では、どんなに自分が良い動きをしていても、相手の圧力やスピードに翻弄されて自分の持ち味を発揮できない場合も多々あります。
ですが、型の場合は、先ほども申し上げたように、相手とのコンタクトが無いので、自分自身との闘いが、一番に勝負を左右すると言っても過言ではありません。
そして、型は稽古をすればするだけ、技が洗練されていく、これが型試合の特徴ではないかと私は思っております。

また、「目は口程に物を言う」と言いますが、型を行っている際に、順番を間違えないように考えながら行っていたり、自信がなかったりする選手は、見ていてすぐに分かります。
しっかりと大会に向け、体に染みつくまで稽古に取り組んできた選手は、立ち方、気合いと自信に満ち溢れています。
「自信は修練の積み重ねからくるもの」また、「自信がつくまで修練を積む」ことで試合結果へとつながっていくことでしょう。
大会当日に勝負が決まるのではなく、大会当日にはもうすでに勝負は決まっているのです。
なぜなら、勝者となる人は修練を積み重ね、型を自分の物に作りこんできています。あとは緊張に負けないように実力を発揮するだけです。
これを読んで何かを感じていただいた方は、もうすでに次の闘いへの心の準備ができた事と思います。皆さんでより良い未来にするために一緒に前進して行きましょう。

第7回日本空手連盟型選手権大会
大会実行委員長 加藤邦顕

第7回型選手権大会結果

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